台風通過後は関東・東北から野菜の入荷量が5割増に

台風通過後は関東・東北から野菜の入荷量が5割増に

日本列島を広範囲に襲った、異例の超大型台風19号が関東地方を通過した10月14日、野菜の市場への入荷が増加した。東京都中央卸売市場の入荷数量は、前週の1日平均より5割多い。台風の接近を見越した関東や東北地方の農家があらかじめ野菜を収穫しておき、市場に前倒しで出荷したためだ。

東京市場の14日の入荷量は8608㌧。沖縄産のゴーヤやオクラの入荷は減ったものの、関東産や東北産のキャベツやネギなど葉物野菜、ニンジン、ダイコンなどの根菜類を中心に入荷が増えた。