スシローが都心部で新業態の”回らない”すし店展開へ

スシローが都心部で新業態の”回らない”すし店展開へ

回転ずし最大手のあきんどスシローは回転レーンのないすし店の展開を始める。2015年1月中旬に東京・中目黒に1号店を出し、15年9月期中に都内に数店を開設する計画。この回転レーンのない、新業態の単価が高い寿司を提供するのは「ツマミグイ」で、小型で、従来までの既存店では空白区だった都市部の客を取り込む。

新業態「ツマミグイ」の1号店は店舗面積115平方㍍程度で、従来のスシローの4分の1ほど、席数は約60ですべてテーブルとなる。ツマミグイでは1カン100~350円のすしのほか、ビュッフェ形式での提供やワインなど新メニューを揃える。夜の客単価はアルコール込みで3500円程度とする。