木曽路の和牛偽装に再発防止求める措置命令 消費者庁

木曽路の和牛偽装に再発防止求める措置命令  消費者庁

消費者庁は7日、しゃぶしゃぶ店などを運営する木曽路(本社・名古屋市)が、メニューに松阪牛などと表記しながら、実際には安価な他の和牛を使っていた問題で、景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、10月中旬にも同社に対し再発防止を求める措置命令を出す方針を固めたことが分かった。13年秋以降、他社のレストランメニューなどで食材の虚偽表示が相次いで発覚したにもかかわらず、社内で不正を見抜けずに、14年7月まで偽装が続いていたことを問題視した。措置命令は再発防止を求めるもので、景品表示法では最も重い処分。