平等院鳳凰堂 平成修理の落成式 鳳凰像を金色に復元

平等院鳳凰堂 平成修理の落成式  鳳凰像を金色に復元

世界遺産・平等院鳳凰堂(京都府宇治市)で10月1日、平成修理の落成式があった。鳳凰堂の外観を創建(1053年)当時に近づけるため、平安時代と同じ成分の顔料で赤く塗装し、瓦を葺き替え、屋根の上の鳳凰像を金色に復元した。

平成修理は2012年9月から工事が始まり、鳳凰堂の内部拝観を停止した。鳳凰堂は中堂(ちゅうどう)、二つの翼廊(よくろう)、尾廊(びろう)、の4棟で構成。本尊や鳳凰像のある中堂と中堂の南北両側にある翼廊の修理は今年3月に終了し、4月3日から内部拝観を再開している。