兵庫県がハウス栽培の次世代モデル施設整備

 

 

兵庫県がハウス栽培の次世代モデル施設整備

兵庫県は加西市に次世代園芸のモデル施設を整備する。国、県の支援で県の外郭団体が4㌶の大規模ハウスを整備し、農業生産法人や地元農協などが、9月中に設立予定の株式会社に貸し出す。県内産の木質チップを燃料とするなど、効率的に安定した大規模施設での生産ノウハウを確立し、地域農業の活性化に生かす。

新会社「兵庫ネクストファーム」は9月末までに設立する予定。資本金は1000万円で、農業生産法人のサラダボウル(山梨県中央市)が40%、東馬場農園(神戸市)が30%、JA兵庫みらい(加西市)が20%、野菜苗製造販売のハルディン(千葉県印西市)が10%を出資する。育苗から栽培、出荷、流通までを担う。