関西経済同友会が農業特区の兵庫県養父市を視察

関西経済同友会が農業特区の兵庫県養父市を視察

関西経済同友会の農業改革委員会は9月2日、国家戦略特区の一つ、兵庫県養父市を視察した。関西経済同友会は国内農業強化に向けて、企業参入を推進しており、今回の視察は後継者不足対策として企業を含む「多様な担い手」の導入を進めている養父市の事業を後押しする狙いがある。

視察には村尾和俊代表幹事ら約30人が参加。廃校を活用した無農薬野菜栽培工場や、市が販売に力を入れる「棚田米」の栽培現場などを見て回った。広瀬栄市長との意見交換会では農業市場などでの「養父ブランド」の確立や、同市特産「朝倉山椒」の海外での販売などを提案した。