14年産米 梅雨の低温で西日本14府県作柄前年下回る

14年産米梅雨の低温で西日本14府県作柄前年下回る

 農林水産省は8月27日、2014年産米の作柄概況(8月15日現在)を発表した。九州、中国、四国など西日本を中心とする遅場米産地27都府県のうち14府県は前年同時期の13年産米の生育状況を下回った。梅雨の低い気温が原因とみられる。同省では今後、天候次第で早場、遅場ともに作柄が悪化する可能性があり、注視していきたいとしている。