コンビニの勝者は夏に決まる つゆ改良に各社躍起

コンビニの勝者は夏に決まる つゆ改良に各社躍起

 残暑が厳しいこの季節、まだとてもおでんの季節とは言い難い。だが、大手コンビニエンスストアのレジ前で、早くも“おでん戦争”が繰り広げられている。あまり知られていないことだが、実はコンビニおでんの「つゆ」や「タネ(具材)」は毎年リニュ―アルが図られ、8~9月にかけて各社一斉に“その年の味”が出揃うのだという。

 8月も中旬を過ぎると気温が徐々に下がり、温かいおでんのニーズが高まってくるため、コンビニ各社は早めに商材強化を行う。毎年新しい味に変えるのは、品質のレベルアップはもちろん、消費者を飽きさせないようにするためでもある。