植物工場の果菜収量50%増へ 農研機構などシステム開発

植物工場の果菜収量50%増へ農研機構などシステム開発

農業・食品産業技術総合研究機構の野菜茶業研究所は、NEC・日本デルモンテ(群馬県沼田市)、誠和(東京都台東区)、筑波大学と共同で、トマトやキュウリなど果菜類の植物工場向けに群落内環境管理システムを開発する。

期間は2016年までの3年間。光センサーや画像解析技術を駆使し、作物が生育して菜が茂ってきたときの葉面種の増加や群落内環境を解析。生育を促進する二酸化炭素(CO2)や光の当て方を工夫し、同一面積の収量で50%の増加を目指す。