新潟のあきは農場 腎臓病患者向け低カリウムレタス生産へ

新潟のあきは農場腎臓病患者向け低カリウムレタス生産へ

 コメ栽培を手掛けるあきは農場(新潟市)は今秋、カリウムの含有量を抑えたレタスの生産を始める。腎臓病患者が増加し、食事制限に適した野菜の需要が増大しているため、植物工場で年間を通して生産し、コメの農閑期の冬場でも農作業できるようにする。

 生産するのは水耕栽培に適したレタス品種「フリルアイス」。秋田県立大学の小川敦史氏が発明し、特許を保有する低カリウム化技術を使う契約を結んだ。