1日にレタス1万株 宮城にLEDで大規模植物工場

 植物工場開発のみらい(東京都千代田区)は宮城県に発光ダイオード(LED)照明を使った面積約1000平方㍍の植物工場を建設する。LED照明を採用した植物工場としては世界最大規模という。9月にも着工し、2014年3月までに栽培を始める。
 みやぎ復興パーク(宮城県多賀城市)内に建設する。1日にレタス1万株を生産できる。装置は1平方㍍当たり40万円程度。経済産業省が事業費の3分の2を補助する予定。大規模栽培の実績をつくり、装置の輸出にもつ
なげる考えだ。生産した野菜は地元スーパーで販売。年間3億円程度の売り上げを目指す。