与謝野晶子の未発表短歌か 親交の画家の屏風から発見

与謝野晶子の未発表短歌か 親交の画家の屏風から発見
 歌人、与謝野晶子の未発表とみられる直筆の短歌1首が、親交があった岡山県出身の画家、徳永仁臣の孫が所蔵する屏風から見つかった。岡山県立美術館から調査を依頼された就実短大の加藤美奈子准教授が明らかにした。短歌は屏風に貼られた短冊に書かれ、「車して神通川の大橋を昨日今日こえさてのちはいつ」と記されている。移り住んだ富山県で入院していた徳永を、1933年に与謝野鉄幹、晶子夫妻が見舞ったときの様子を詠んだものとみられる。
 屏風には与謝野夫妻が徳永に贈った短歌10首の色紙や短冊が貼られていたが、この1首は晶子の全集などに掲載されておらず、未発表の可能性が高いという。