釈迦生誕地ルンビニで木造建築物の痕跡見つかる

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は11月26日までに、ネパール南部にある仏教の開祖ブッダ(釈迦)の生誕地ルンビニで木造建築物の痕跡が見つかったと発表した。建造物は紀元前6世紀のものとされ、これまで存在は知られていなかった。中央部には釈迦生誕の伝説に関連する部分もあるとしており、さらなる調査が待たれる。ルンビニの遺跡は1896年に発見され、1997年に世界遺産に登録された。