奈良県桜井市の大福遺跡で筒状銅器が出土

奈良県桜井市の大福遺跡で筒状銅器が出土
奈良県桜井市文化財協会は4月22日、同市の大福遺跡で弥生時代後期~古墳時代前期(2~3世紀)の青銅器「筒状銅器」が出土したと発表した。長さ約9㌢、直径約2㌢で、細長い透かし穴や丸い穴が開いていた。愛知県などで10例が出土しているが、用途は不明という。儀礼用の槍(やり)の柄の末端(石突=いしづき)などの説がある。