「勧進帳」の舞台・石川県小松市に歌舞伎の観光施設

「勧進帳」の舞台・石川県小松市に歌舞伎の観光施設
 歌舞伎十八番「勧進帳」の舞台として知られる「安宅の関」がある石川県小松市で4月30日、豪華な曳山(ひきやま)や歌舞伎の歴史資料を展示する観光交流施設「こまつ曳山交流館みよっさ」の竣工式が開かれた。5月1日にオープンした。入場は無料。竣工式には、同市で児童に歌舞伎を指導した経験があり、2月に死去した市川団十郎さんの妻、堀越希実子さんも出席。テープカット後に館内を見学した。北陸新幹線・長野-金沢間の開業を2015年春に控え、小松市はみよっさを前面に打ち出し「歌舞伎の町」としてPRすることを計画している。