平等院鳳凰堂の屋根瓦の1553枚は平安期のもの

平等院鳳凰堂の屋根瓦の1553枚は平安期のもの
 京都府宇治市の平等院は2月14日、修理中の国宝「鳳凰堂」の屋根瓦5万2000枚のうち1553枚が、平安時代後期につくられたものと確認したと発表した。平安期の瓦がこれほど多く見つかったのは極めて稀で、これらの瓦は鳳凰堂が創建された1053年(天喜元年)以来、960年間、風雨に耐え続けていたことになる。